少しだけ…

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ねぇ…少しだけ…もう少しだけこうして居たいんだ…   君のひざ枕はふわふわなタンポポのベッドの様だから…   君の笑顔は眩しい太陽にも似て…     ねぇ…少しだけ…もう少しだけこうして居たいんだ…   君の髪を撫でる手は優しいそよ風の様だから…   君の笑顔は暖かい日差しにも似て…     大草原の中に居る様な君の温もりに抱かれて俺は目を閉じる…   君がいるだけで俺はこんなにも癒される…     ねぇ…少しだけ…もう少しだけこうして居たいんだ…   君の話し声は小鳥のさえずりの様に心地良い…     でも…     太陽が沈む様に…   そよ風が吹き止む様に…   小鳥が巣に帰る様に…     もう…   さよならの時間だね…     ねぇ…ずっと…これからもずっとこうして居たいんだ…   ねぇ…ずっと…ずっとずっと君と居たいんだ…
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