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突如始まったレイスの侵攻、ザルトが開発していた新型兵器によって近隣諸国は瞬く間に占領されていった。
もちろん、国連が黙っているわけがなかった。
アメリカ、イギリス、ロシアを中心とした国連軍が組織され、レイスへの攻撃を行った。
最新鋭の兵器、また何より圧倒的物量の前に、レイスは為す術もなかった……訳ではなかった。
空軍やミサイルはことごとく謎のレーザー兵器によって落とされ、陸軍はその超人的な力を持つルクサートによって進攻を阻まれた。
切羽詰まったアメリカは核の使用をも示唆したが、そこは国際世論に反対されたため思い止まった。
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