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「いーやーだー!!」
夜の街へ響く声
行き交う人の視線が私を捕らえる。
「優理!!無駄な抵抗はやめなさい!!」
私の手をグイグイ引っ張る親友の美咲。
渾身の力でこの場所から逃げ出そうとする私。
「こんなとこ、行きたくない!」
「優理、あんたもう大人なんだから!!男嫌い直しなさい!!」
そう言ってニヤリと笑う美咲。
そんなこと言われても
「ホストクラブは嫌~!!」
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