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本当に幸せそうだった…。
なのに、そのパートナーも亡くなってしまってね…可哀相で可哀相で見ていられなかったわ。
だから、会いに行ったの。
その彼女と、永遠に一緒にいられる方法を教えてあげるためにね。
あの子驚いていた…。
でも、私の顔をずっと覚えていてくれたから、すぐに母親だって判ってくれた。
そして全てを話したの。
勿論愛する人に、ずっと自分の中で生き続けてもらう方法もね。」
「まさか…食べさせたのか?」
「あの子喜んだわ。
彼女が見たがっていた自分の子供の成人する姿も、結婚する姿も自分の目を通して、見せてあげられるんですもの。
しかも、会いたがっていた母親と、失った時を取り戻す時間も手に入るわ。
そのお陰で、彼にとって彼女の死は、逆に彼女ともっと身近にいられる幸せで素敵な出来事に変わったの。
その事以来、あの子は年を取らなくなった。
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