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『ジリリリリリ…!!!!』
「うわっ!」
朝。
私は大きな音で目を覚ました。
昨晩セットした目覚まし時計の音。
私は大きな音を止めようと手を伸ばした瞬間、その長針と短針の位置で目を見開いた。
「やばい!もう出ないと!」
急いで顔を洗い、服を着替え、コップ一杯の牛乳を一気飲みした。
朝ごはんを食べる時間もない。
撮影に遅刻は厳禁だ。
急いで焦って歯を磨いた時、どうしてこんなにグッスリ眠っていたかを思い出した。
「確か脳が喋り出した…?」
しかし寝起きで良く働かない頭で考えても、夢でしかなかったんではないかという疑問しか浮かばない。
再び時計を見ると、さらに時間が進んでいて、口を急いでゆすいだ。
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