序章

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困惑している彼女を尻目に、俺は死ぬほど恥ずかしい思いをしていた。 「あ、あの~もしかしてお腹空いてます?」 さっきので、プライドもクソもない。 俺は素直にこう言った。 「はい、すごく空いてます。 ていうか……マジで死にそうだから…、助けろ…」 話している途中で、欲望丸出しに…。 「えぇっ! ちょっと待っていて下さい」 そう言って、彼女は俺の部屋を後にする。 おぉ もしかして、 これは流れ的に…          
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