0人が本棚に入れています
本棚に追加
――同刻――
「なんなんだコイツ!!ギャアァァア!!」
「どうです?神との差を知った感想は…。絶望を抱いて、逝きなさい…」
その男は、着ている白衣のポケットにただ手を入れているだけだった…。
しかし、何もない所から斧を取り出し、非情にもそれを降り下ろす。
「女、子供、老人と言えど、この街にいた者を生かしておくわけにはいきません。」
そう言った矢先。
怪我で動けなくなった老人を見つける。
迷うことなく、その老人に斧を降り下ろそうとした…。
「止めて!!」
間に入って来たのは女と子供。
「………残念です。」
手を横に一閃すると、女性の首が飛ぶ…。
「!?お母さん!!」
少女が母親の首を持ち上げた途端。紅蓮の炎が少女を包んだ。
熱さに苦しみ、そのまま息耐える少女。
老人には、斧を降り下ろした。
「私はジード。神です。」
そう宣言すると、GBロボ2体からシグナルが出た。
「なに?破壊された?……仕方ありませんね…。」
歩き始めるジードには怪しい笑みが浮かんでいた…。
――――――A PAET END
最初のコメントを投稿しよう!