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「そうだ!あいつまだ来てないのか!?稲垣は!何やってんだあいつは!」
「あの数学バカならもしかしてこの暗号の意味がわかるかも!」
「暗号なんか解かなくても生徒を片っ端から…」
「おはよう。」
緊迫感とは無縁の声で挨拶しながら入って来た彼は数学の教師の稲垣でナルシストそうな外見で飄々としていて人を食ったようなマイペースな人間。
「あれ?皆さん真剣な顔で集まって何かあったんですか?」
一同が一斉に稲垣を見つめる。
「ん?何?僕の顔に何か付いてますか!?」
事情を聞き犯人の出した謎の数字を一目見て稲垣は無限にも似た感覚を察知した。
「これは!」
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