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僕の名前は音発奏『おとはかなで』高校1年生で何処にでもいるごく普通の少年です。
中学では、何をやっても駄目人間…
周りからは、いじめに合いそうなキャラナンバーワン男‼とか言われる始末…
そんな学生生活を送る毎日だった。
高校に上がってもやっぱり何をしても上手く行かない日々を過ごしていた。
そんなある日、下校していた僕に一人の金髪の男の子が僕に声をかけてきた。
『ねぇ、君ちょっと良いかな？』
僕は、またカツアゲにあったと心の中で言った！
『はい、何でしょう？』
『ねぇ、君何か部活はやってる？』と聞かれ、『いえ、まだ何も…？』と言った。
『君、音楽に興味あるかい？』と言われ、何をいきなり言い出すんだ？と思いながらも、『ちょっとは聴いたりしてるけど？』と答えた。
相手はこう言った。
『実は、今バンドやってるんだけどメンバーが居なくて必死に捜してたんだよなぁ…もし良かったら一緒にやらないかい？』と言った。
僕は、『ん～…俺、楽器やったことないんだよな…』と答えた。
でもまぁ、これと言ってすることも決まってないし良いか‼と思い言った。
『じゃあ、やってみます！』僕は言った。
『じゃあ決まりだね！僕の名前は『風見 凛』『かざみ りん』て言うんだ！皆からは、『りん』て呼ばれてるから宜しく！』
その時は本人も知る予知もない。りんとの出会い、そして音楽の道への第一歩である事も…。
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