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事の始まりはリボーンの一言だった。
「これからボンゴレ流合宿を行うぞ。」
静まり返る一同。この場所にはボンゴレの守護者が全員集合していた。こらえきれなくなった綱吉がなぜか挙手して恐る恐る質問する。
「あのさ、そのボンゴレ流合宿て・・・・なに?」
「初代が編み出した究極の合宿だぞ。そんなことも知らねーのか。」
「いや、知ってるわけないだろ。てかどういう内容なんだよ、ソレ。」
リボーンは『ふっ』と笑い、こう告げた。
「それはな、ボスが守護者のなかの誰か1人の家で1ヶ月生活するんだ。」
一瞬、空気が凍り付いた。
が、すぐな辺りは騒然となった。
「え、それって・・。誰の家かどうやってきめるんだよ・・・?」
「それはもちろん、本人が決めるに決まってるだろ。」
その一言は綱吉をうろたえさせた。しかも―――――――
「十代目!ぜひオレの家にきてください!部屋余ってるんで!」
「ツナ、オレんち来いよ!寿司食い放題だし。」
「それならオレの家にこい!極限楽しそうだ!」
「クフフ、綱吉君は僕のところにくるんですよね?」
「違うよ。綱吉は僕の家にくるんだよ。ちなみに、拒否権はないよ。」
のように、守護者達が騒ぐきっかけとなった。ちなみに、ランボは沢田家に居候してる身なので例外だが。
「えっと・・・。」
選択を迫られた綱吉がどうしたかは―――――――――これを読んだ方のご想像にお任せします♪
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