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「あっ…そうだった、なんか、ツカサさんが後で来いってさ」
ジークは思い出したといったように片手の平にもう片方の手を乗せて言った。
ちなみにツカサさんは俺たちが通っているギルドのギルドマスターだ。
俺たちは親元を小さい頃に離れて出て来た為小さい頃からツカサさんには、お世話になっている。
「そっか、先ずは汗嗅いでいるからシャワー浴びて来る。」
「はいはい了解…」
なんともマイペースなマオだが、そんなマオにジークは少々溜め息を吐きながらも返事をする。
「じゃあ、オレは一旦、部屋に帰るな?」
「わかった」
ジークはそう言い残すと、部屋を後にした。
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