第一章 呼び出し

5/9
前へ
/43ページ
次へ
「ジーク、終わったぞ!」 俺は扉ごしに、ジークを呼ぶ。 「わかった、わかった。」 中からジークの叫び声が聞こえ、扉が開かれる。 「行くぞ」 俺はジークが部屋から出るのを確認すると、そのまま、背を向けて歩き出した。 ジークはやれやれといった表情でマオを追う。 何だかんだいって二人は通じ合っているのだろう。 二人は軽く会話をしながら、ツカサさんのいるギルドマスター室へ着いた。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

263人が本棚に入れています
本棚に追加