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謎の紳士
「まあまあここは、私の顔に免じてその場を立ち去ってくれないかな?」
そう言うと、謎の男は、一枚の名刺を差し出した。
そこには、ミカ林社と書かれていた。
男は、そこの会長らしい人物だった。
「ミカ林社の会長あの有名な、会長だっ。」
怖い男達は、慌ててその場を、立ち去った。
「わしは、子供達に夢を売る、玩具会社を作っておる。あいつらは、わしの会社の子会社の人間だ。お困りのようだが、奥さん、どうだろう、わしの会社で、働く気は、ないかな?」
会長が、そう言うと、母は、涙を吹いて、会長の顔を見上げました。
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