★†歌†

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「お前、歌下手だな」 「なっ!?だから言ったじゃないか!CDで聞いた方がいいって!」 イスピンが恥ずかしそうに口を荒げた。 「そんな怒んなよ。わかってたことだし?」 マキシミンはからかうような口調で、イスピンの背中をパンパンと叩き、大袈裟に笑いながら言った。 それを聞いたイスピンは黙って俯いてしまった。 (やっぱり歌わなきゃよかった……) その様子を見てられなくなったマキシミンは、溜め息をついて言った。 「……ったく、……嘘だよ。ちょっとからかってみただけだし?」 「えっ?」 .
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