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すると、イスピンの顔がパァッと明るくなって、顔を背けていたマキシミンに不意に抱きついた。
「お、おい、抱きつくな!」
「えへへ~」
マキシミンは顔を真っ赤にしてうろたえる。
イスピンは、そんなマキシミンに構わず嬉しそうに擦り寄った。
「…………」
「~♪」
「…………おい」
「んー?」
「……そろそろ離れてくれ」
「やだ♪」
「…………はぁ……」
頬を赤らめつつ言うマキシミンの事などつゆ知らず、しばらくの間イスピンのなすがままになっていたマキシミンであった。
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