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「───明日からだと!?」
突然のシベリンからの直々の依頼に俺は思わず顔をしかめた。
「ああ」
「冗談じゃねぇ!何でお前の依頼なんぞ聞かなきゃいけねぇんだよ!他の誰かに頼めばいいだろ!」
「明日から一週間、お前にしか出来ない依頼なんだよ。頼む、行ってくれ!マキシミン」
にっこり笑ったその笑みが全てを承知で頼んでいることを語っているようで、余計に腹が立つ。
「そういや、明日……だっけな?
イスピンの誕生日は」
やっぱり、こいつ知ってる。
知ってて、俺に言ってやがるな。
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