記憶のカケラ

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(私の過去と鷺沼さんの過去…。その共通点が何かあるはず…だけど…私がこんな調子じゃ…。) 絶対…鷺沼さんに迷惑かけてる。 「はぁ…。」 「どうした?由。」 私の顏を覗き込んで、不思議そうに鷺沼さんが首をひねっている。 聞きたいこと…聞いてみよう。落ち込むのはその後!! 「あの!鷺沼さん!!」 思いきって俯きかけた顔を上げ、鷺沼さんを見つめて聞きたいことを言ってみた。 「鷺沼さんは、私の事どう思っているんですか?」
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