~第一部~ ③

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「さあ、君達も席に着きたまえ。君達はある意味ここに招待されたお客さんみたいなものなんだからね」 手招きをしながら冗談めいたことを言う大臣。 普段は冗談なんか言う人では無いのだが。 お言葉に甘えて俺と天乃さんと運転手さんは席に着き、ご馳走になることにした。 もっとも俺は初めからそのつもりだった、とは口が裂けても言えない。
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