~第一部~ ③

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ご馳走になった料理は大変に美味しかった。 俺には若干量が少ないように感じたが、それでも大満足だ。 食後のお茶を飲みながら一息ついていると、 「お若い方にはちょっと少なく感じたんじゃありません」 と、ズバリなことを聞く婦人。 「い、いえ、そんなことはありませんよ。と、とても満足しております」 と、俺は見え見えの社交辞令を返してしまった。 天乃さんが俺を睨む。 こりゃ減点だな・・・
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