~第一部~ ④
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この雰囲気の中、初めに口を開いたのは鈴木大臣だった。 「私の力はもう衰えてしまってね、まだまだやらなければならない事が山ほどあるのだが・・・」 寂しげな声でそう言うと、部屋の中空を見上げたまま黙りこくってしまった。 テレビには、報道陣に囲まれた戸川議員が満遍の笑みで大口を叩いている姿が映し出されている。 たまらず婦人はリモコンを取り、チャンネルを変えた。
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