再会という名の出逢い

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「えっ!?えっ!? じゃあ、もしかしてあっちのサングラスの2人組は…」     「ちょっ…美晴、落ち着こうよ! 何かの間違いだって!!」     サングラスをした2人組を見つめる美晴と、珍しく慌てる律ちゃん。   サングラスの2人組は、あたし達と佑飛さんの所に来ると溜め息をついた。     「佑、お前素になってるぞ」     「佑ー、彼女達驚いちゃってるじゃん」     「あっ、ごめんね。 ついつい」     悪びれる様子もなく言う佑飛さん。   けど、あたしは今だに固まったままだった。   だって、ずっと憧れていた人が目の前にいるんだから。    
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