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｢じゃあ､行こっ!
またねっ､夕ちゃん｣
笑顔で手を振りラピスラズリに入る佑飛さん｡
サングラスの2人組は溜め息をついてあたし達に話しかけた｡
｢あのさ､佑の素の事は内緒にしてな？｣
｢何か驚かせちゃってごめんねぇ｡
でも誰にも言わないでね｣
あたし達は､目の前で起きた出来事に頭がついていかないまま､首を縦に振った｡
安心したように笑う2人は､そのままラピスラズリに入っていった｡
｢これって…夢？｣
｢噂はホントだったってわけね｣
｢HEMELのメンバーと話しちゃったね｣
あたし達はしばらくその場に立ち尽くしていた｡
てか…またねって？
またここに来たら会えるのかな？
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