9人が本棚に入れています
本棚に追加
「は?」
美奈斗は思わず聞き返してしまった。
「女は嫌いだ」
「存じております。ですが、ここは話しを聞くのが最優先だと思います」
純の言葉に、仕方なく同意する。
だが、それに反対したのは亮だった。
「陛下の苦手なものをわざわざさせる必要もない。純、不必要な事は俺達で十分だ」
「女性方は陛下を目当てとしているのだ」
「俺達では役不足と言うことか?」
半ば喧嘩状態になった二人を止めるべく、美奈斗が口を挟む。
最初のコメントを投稿しよう!