2321人が本棚に入れています
本棚に追加
「え……もしかして……ゆう君……?」
「え?」
なんだこの人?俺のこと知ってるのか?
「はいはい。いい加減に静かにして!そろそろみんなの自己紹介はじめるよ!!それじゃ裕輔君!はじめちゃって!」
先生がそう言い出したので俺は自己紹介をはじめた
「俺の名前は、阿部裕輔です。家は学校から徒歩で15分くらいの所にあります。趣味とかはとくにありませんが、野球とかサッカーが好きです。よろしくお願いします。」
自己紹介を終えて椅子に座ると大河内さんはまだ俺を見ていた
そして俺の後ろに座っていた女の子も自己紹介をはじめる
「私の名前は……
「はいありがとー。これでみんな終わったね。それじゃあこれから1年間よろしくね。解散!」
自己紹介が終わったところで解散になり、梨絵ちゃんが教室を出て行く
「裕輔ー。それじゃあ俺は部活あるから先行くわー」
正太はそう言って教室を出て行った
ちなみに正太はサッカー部
俺は帰宅部なのでこのまま家に帰るだけ。
隣りを見ると大河内さんがクラスのやつらに囲まれて質問責めにあっていた
「ねぇねぇ!大河内さんって東京のどこに住んでたの?」
「これから梨沙って呼んでもいい?」
「彼氏はいるの?」
などなど
まぁ転校生ってのは質問責めに会うもんだ。それが可愛い子とくれば尚更だ
俺はそれを横目に教室から出ていった
最初のコメントを投稿しよう!