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「そんなぁー。こっちでゆう君に会えたらいいなぁって考えてて実際に会えた私の心境をどうしてくれるのよ……」
「いや…そんなこと言われても知らんもんは知らんし」
「ありえないよ~……ゆう君に似合うお嫁さんになろうと今まで頑張ってきたのに……」
いや俺は全然知らんがな。それにもし会ってたら忘れるわけがないし。こんな可愛い子
「はぁ~」
大河内さんはまだため息をついている
「なぁ大河内さん?多分人違いじゃないの?」
俺は当然の疑問を口にした
「そうなのかなぁ~……って絶対あなたがゆう君だよ!」
「なんでそういいきれる?」
「だって……顔の感じとか…雰囲気とか…ゆう君そのものだもん」
「いやそんなこと言われても……」
「ねぇねぇ、ゆう君は引越しとかした?」
唐突に大河内さんは聞いてきた
「引越し?いやしてないけど……」
「それじゃあ!私がゆう君の家当てたら信じてくれる?!」
「まぁ別にかまわないが……でも信じるってなんかおかしいだろ。信じたところで覚えてなきゃ意味ないし」
「それはそうだけど……」
まぁそんなこんなで俺は大河内さんに俺んちまで案内してもらうことになった
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