プロローグ

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「ねぇねぇユウ君?」 「なに?どうしたの?」 「あのね……ユウ君に聞いてほしいことがあるんだけど……聞いて……くれる?」 「うん、いいよ。なに?」 「あの…その…えーと……わたし達がおっきくなったら……、その……わたしのことお嫁さんにしてれる?」 「お嫁さんに?」 「うん……。ダメ……かな?」 「ううん。全然ダメなんかじゃないよ?」 「え?……それじゃあもしかして……?」 「うん。よろこんで!」 「ほんと?!うれしい!!」 「そんなに僕のお嫁さんになることが、うれしいの?」 「うん!!だってわたし……ユウ君のこと大好きだもん……」 「え?……ありがとう。僕も……  ちゃんのこと、大好きだよ」 「ほんと?」 「うん。ほんとだよ」 「エヘヘ……うれしい…。約束だよ?絶対にわたしのこと……、お嫁さんにしてね?」
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