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俺はそれが気になり梨沙に聞こうとした
「なぁ……梨s「ねぇねぇ!ゆう君ち入ってもいい?」
今度は一昔前にCMで流行った、チワワみたいな目をして上目遣いをしてくる……
だからそうやってウルウルした目で上目遣いしないでよ!
……気を取り直して
「R「ねぇお願い……ゆう君ちいれて?」
……俺のばか野郎……
「うわぁ~!!あんまり変わってないねー!」
結局……梨沙のチワワ攻撃?に負けて今は俺の家の中だ
俺はとりあえず深呼吸をした
ていうか俺さっきからドキドキしっぱなしだな
「なぁ梨沙」
とりあえずこれは聞かないと面倒なことになるのでさっさと聞いておかなければな
「うん?なぁに?ゆう君」
梨沙はリビングにあるソファーに座りながら、頭に?マークが浮かんでそうな顔で首をちょこんと掲げて聞いてきた
「お前の家ってどの辺なんだ?もし電車通学なら俺が駅まで送ってくけど…」
「私の家?う~ん……とりあえず大丈夫だよ。電車通学でもないしね」
「そうか。ならいいんだが。」
とりあえず電車通学じゃないのがわかって安心した
「ねぇゆう君。ゆう君のご両親は?」
すると梨沙が唐突に聞いてきた
「親父と母さんは今頃船の上だよ」
「へぇー。まだ船の船長とかやってるんだね~。でも残念だなぁ……おじさんとおばさんにも会いたかったのに……」
やっぱり梨沙は俺の事を知ってるんだな……
親父達の職業まで知ってる風だし、俺の家まで知ってたからな
覚えてない俺が梨沙に対して申し訳なく思っていると
「ん?……てゆうことは今ゆう君この家で一人……?」
「まぁそうだな。いつ帰ってくるのかもわかんなんだなぁこれが」
そうなのだ。問題はそこだ。食費などのお金は問題ないとしても、これからいつまでやればいいのかわからない一人暮らしをしないとならないのだ
……家事とかめんど……
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