始業式

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「ハァ…ハァ……あ~笑った!ひさしぶりにこんなに笑ったよ」 二人で笑いあってから少したった後梨沙はそう言ってきた それにしても笑いすぎ… 「ふぅ。…それじゃあご飯作るから待っててね?エプロンとかない?」 梨沙はそんなことを言いながら冷蔵庫の中を調べている 「おう。エプロンは~…」 俺は白い普通のエプロンを取ってきて梨沙に渡した 「ありがと。う~ん…とりあえず肉じゃがは作れるね。もしかしたら材料なくて買いに行かなきゃだと思ったよ」 「俺も肉じゃが提案する時そう思ったんだけど、やっぱり肉じゃが食べたかったから肉じゃがにした」 「ふふ……ほんとに肉じゃが好きなんだから…」 そうなんだ。さっきも梨沙が言っていたが俺は肉じゃがが大好きだ。もしかしたら一番好きかもしれない …そういえば、一人暮らしが始まってから肉じゃが食べてないや…… 俺がそんなことを考えていると梨沙がエプロンをつけはじめた 「それじゃあ向こうで待っててね。多分1時間はかかんないと思うから」 「あいよ~」 いまさらだが俺の家のキッチンとリビングは繋がっているのでこの部屋から出る必要がない 俺はソファーに腰を降ろしてテレビでも見ながら待つことにきめた
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