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卵がある。
大きな大きなまるで墓標のような卵だ。
実はこの卵のことで考えあぐねているのだ。
ことの顛末はこうだ。
眠っていたらしいのだ。我々一同、そして起こされた。
荒野のようなのだが暗くてハッキリしない。
そこで眠っていた。
次に洪水のような横殴りの水が一瞬のうちに通り過ぎ、それによって起こされた。
そしてこの荒れた地だ。周りには何人もいるらしいのだがそれも暗いせいか各々、個を特定しかねているようだ。
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