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お会いする当日
かなりどきどきでした。
霊能者っていうと
テレビや映画で観るような
独特な雰囲気があって
衣装?も何かこしらえている
普通じゃない人っぽイメージがあったので(偏見、すみません)
実際お会いしてみたら
ごくごくフツーの方でした。
で、その霊能者さん
私をじ~~っと見つめていたかと思うと
「あなたの生まれ故郷に城はないか?」
と尋ねます。
ありますよ。
城というか、城跡ね。
ごく近所にありまして
子供の頃はよく遊びにいったものですわ。
「そこに行くと何か感じる?」
感じるっていうか…
懐かしい場所っていう感覚ですかねぇ。
子供の頃の遊び場だったせいかもしれないけど
懐かしくて、落ち着く感じかな。
「そうでしょうね。
あのお城はあなたの家だったもの」
はいぃ?
ナンですか?
今なんと???
私は目をぱちくりさせて
その人の話に耳を傾けました。
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