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もう気力も尿意も限界まで来ていた。トイレまでのたかが数十メートルの距離が今は何十キロの道のりの様に感じる
「ハァ…ハァ…ハァ…」
我慢するのに必死で息も絶え絶えである。最早執念のみで進んでいる感じだ。
「あと…もう…少し…」
今にも決壊しそうな膀胱に全神経を集中させてトイレを目指す。
と、その時
ププーッ!!
どこからか車のクラクションが鳴り響いた。恐らく彼女とは全く関係のないところで鳴らされたものだろうが、彼女の膀胱にトドメを刺すには十分過ぎる音だった。
「ひゃぁっ!!」
突然のクラクションに、膀胱に全神経を集中していた美里は驚き、無意識に集中を途切れさせてしまった。
「ぁ、あぁ…」
思わずしゃがみ込みアソコを強く押さえた。が、時既に遅かった。
チョロチョロ…プシャァァァァァ!!
集中の途切れる瞬間を待っていたかのように溜まりに溜まったおしっこが勢い良く吹き出した。
「ぁ、ぃゃ…いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
シャァァァァァァ!!
必死に手で押さえ止めようとするが、一度吹き出してしまったおしっこは止まるどころか更に勢いを増していく。見る間に彼女の下には水たまりが広がっていった。
「ぃゃぁ…ぁぁ…」
溜めていたものを全て放出し終わった頃には、下着は疎か、タイトスカートまでビショビショになってしまった。足下の水たまりからは仄かに湯気が立ち上っている。美里はとうとう、最悪な状況、『お漏らし』をしてしまった。
「私…お漏らし…しちゃった…」
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