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あれからどのくらい時間がたっただろうか。美里が作った水たまりは冷えきってしまっている。
「……」
暗闇から一人、水たまりに近付く影が一つ。その影の持ち主は水たまりの前でしゃがむと、じっと水たまりを見つめだした。
「…こんなところでお漏らしなんて…イケナイ子」
不意に立ち上がる。そして周りを見回し、茂みの中にあるソレを見つけ手に取った。
「ふふふ…あった…」
手に取ったソレ、美里の下着を自らの鼻に近づける。
「お漏らししちゃうようなイケナイ子はお仕置きしなきゃね…」
その人物は美里の下着をビニール袋に入れると、再び闇の中へ消えた。
「ねぇ…センパイ…」
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