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土曜日になり、待ち合わせの時間迄お見合いパブで過ごす。
店員と友達になって居て、週末女の子が少ないと、頼まれて行く様になっていた。
常連の女の子と友達になった。
名前はエリ。
週末はエリと遊ぶ様になっていた。
待ち合わせはしない。
お見合いパブに来れば会えるのだから。
待ち合わせの時間が近付き、愛華はエリにバイバイして店を出る。
「お待たせ~何してたん?」
「オミパで友達とご飯食べてた」
「オミパ~?」
と将が笑う。
「うん。だってタダでご飯も食べれるし、酒もタダだし、カラオケもタダだよ?便利じゃん」
と愛華が答えると
「女の子は特だね!!あっ店こっち」
と言いながら歩き出す。
将の店は広くは無いが、アットホームで居心地が良かった。
その時初めて知ったが、将はNO1だったらしい。
将と出会った時に居たマサさんも居た。
「愛華じゃん!旦那は平気なの?」
「旦那はブラックバスに夢中で週末は夜から出掛けて居ないし、文句言わないよ」
「もしや愛華の家庭は冷めてる?」
「そうかも。愛なんて有るのかね~」
愛華が言うと、マサさんは愛華の頭をポンポンとしながら
「愛華も色々有るんだな。ま、今日は楽しく飲もうぜ」
と笑って言った。
まだ酒が弱かった愛華はスグに酔ってハイテンションになった。
将も酔っていた。
店が閉店の時間になった。
その日は将の家で酔い醒ましして帰る事になった。
2人してフラフラになりながらタクシーに乗る。
将は珍しく私にベタベタして来たが、不思議と嫌じゃなかった。
10分位で将の自宅に着いた。
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