第一部 伝  説

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   ラテロスが目をさましました。      真っ暗なのに驚き「なんだ、何処だ。」っと声をあげてと、聞き覚えのある声が帰ってきました。    「ここは牢獄です。神の力を使わせない為に、目隠しをしているんです。」    その声に「ラーバスか?」    「はい。」    ラテロス「無事だったのか?」    ラーバス「はい。もう一人?」    ラテロス「ああ、ケリュフが殺られた。石化したまま、あの高さからじゃ無理だろう。」    ラーバス「そうですか…」    少し二人は黙ったままでした。    ラーバス「これから…どうすれば…」    ラテロス「何か手があるはずだ…考えよう。」    
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