アリスがいない・回想・

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「何の童話なんだろ?」 私は興味が引かれ、軽く埃を払いそっ…と、表紙を開いた 「うわぁー…」 表紙を開き、目に飛び込んで来たもの それは… 大きな時計を持って走る白いウサギの絵 「…これは、不思議の国のアリスだ」 そう、その本は不思議の国のアリス だが、何処か可笑しい この絵の何処が可笑しいのだろうか…わからない 沈黙し、悩む 「……………!?」 暫くすると私は本を凄い勢いで覗き込み、何度も瞬きをした 「これ…アリスがいない!?」 再度確認するように絵を見る…が、やはりアリスはいない 他のページをパラパラとめくってもアリスはいないのだ
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