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「ねぇ恭子、どんな願いも叶えてくれる店の噂知ってる?」
「なにそれ、都市伝説の類い?」
「多分そんな感じ。はぁ・・・恭子も知らないかぁ。」
私の名前は真鍋恭子、彼女は三浦優花。中学からの親友だ。
「なに優花、なにか叶えたいお願いでもあるの?」
「幸せ真っ只中の恭子には関係ないことよ。中学から一緒のカッコイイ彼氏といつもラブラブだもんねぇ。私も彼氏欲しいなぁ。」
「優花そればっか。じゃあ優花の幸せのために一緒にその店探してみよっか♪私も彼とずっと幸せでいたいからお願いしようと思うし♪」
そういうと優花は頬を膨らましながら拗ねていた
「今私に嫌みを込めていったでしょ!」
私は舌を少し出して
「あっ、ばれたか(笑)でも好子も一人より二人の方がいいでしょ~。」
「それはそうだけど......、それとこれとはちがーう」
私達はふざけながらも一緒に探しに行く約束をした
これが間違いだった。
私があの時一緒に探そうなんて言わなければ彼も私もこんな事にはならなかった....
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