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「……また、目ぇ開けたままだったでしょ」 「うん……」 「嫌なの?それとも、そういう趣味?」 彼女は微笑むことなく、本当に不思議そうに訊いてきた。 ぼくが答えずにいると、彼女はさらにぼくとの距離を詰めてから言う。 「嫌なわけじゃないよね。さっきから全然抵抗しないし。じゃ、も一回ね」 彼女は目を閉じてぼくの唇を塞ぐ。 今度はぼくの唇を押し退けながら彼女の舌がぼくの口の中に入ってきた。 彼女の舌はゆっくりと、ぼくの口の中を調べるかのように這い回っていく。 ぼくの舌に丁寧に触れ、しばらくして顔を離した。 「べろちゅーしちゃった」
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