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彼女は肩をすくめてにいっと微笑むとあぐらをかいたぼくの足の上に乗り、より体を密着させた。
ぼくのももに彼女の尻が乗り、お腹も胸も触れ合っている。
彼女は腕をぼくの両肩から通ししがみつくようにぼくの背中に触れた。
彼女の頭が目の前にある。
彼女はぼくの首筋に吐息をかけながら小声で言う。
「あったかいな」
…………。
「ねぇ、今度はそっちからしてよ」
彼女は顔を上げ少し背筋を伸ばし、ぼくと顔の高さを揃えるとまぶたを落とした。
…………。
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