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〔ハドナ城・通路〕
グレイ
「白鴎隊が謎の軍と接触した事は、本人達とクオーシー隊長から聞いた私のみのはず。
いや、確かその件で白鴎隊に保護された傭兵部隊が居ると聞いたな……」
リバティ
「(鼻歌)
お、グレイ君。
見回りは終わりかい？
いやぁ偉いねぇ、ちゃんと仕事をするなんて」
グレイ
「(ハッと息を呑み)
隊長……！
……義務ですから、当然です。
隊長はどちらへ行かれるのですか？」
リバティ
「うん、ちょっと散歩にね。
ちょい城下街に行って来るわ」
グレイ
「(軽い溜め息)
……一応言って置きますけど、あまり変な店には立ち寄らないで下さいね」
リバティ
「人聞きが悪いねぇ。
僕がいつそんな所に寄ったって？」
グレイ
「昨日は仕事が終わって街角の酒場に」
リバティ
「うッ……！」
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