昔話を弄ってみた。

第一障 桃太郎

婆さん「やっぱり洗濯機を買った方がいいかねえ」

婆さんはバブル時代も我慢してお金をためましたが、貧乏性で値が張るものには中々手が出ません

婆さんは洗濯の待ち時間をどう過ごそうかと思っていると、川上からどんぶらこどんぶらこと、爺さんが流れて来ました。

婆さん「ああ、爺さん大丈夫ですか？」

爺さん「ぐふぅ、婆さん、山でシバかれてしまったよ」

ですが昔は龍の子と言われ、地元では知らない者はいないとうたわれた爺さん、ただでは起きません

爺さん「だけど見てくれ婆さんこんなにでかいゴーヤを手に入れたよ」

大きさ約１メートルのゴーヤを取り出しました。

婆さん「今晩のおかずはゴーヤチャンプルですね。」

二人は乾燥機をかけた洗濯物を取り込んで家に帰りました。