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私を‥
夜も眠れないぐらいに―‥
家に帰れないぐらいに―‥
こんな目に
遭わせた裏には
マネージャーが居たの?
許せない――――‥。
「ママ~?もしもし?」
左耳に聞こえる雑音
許せない―――‥。
それはマネージャーに
向けられた呪怨だった。
「お湯溜める?
シャワーだけ?」
風呂場から出てきた
店長の呼び掛けで
桜子と電話の途中だと
気付かされた。
『あっ‥ごめん。桜子』
店長に電話中だと言う事を
身振り手振りで表現した
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