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それでも、
他のキャストに
口外する事はないだろう‥
それが私と桜子が
築き上げてきた
信頼関係というものだから。
『とりあえずお風呂』
湯槽に浸かりながら
マネージャーへの
復讐方法を考えていた。
例えマネージャーが
私の個人情報を
売っていないとしても、
私は職務怠慢な
マネージャーを許せない。
目には目を―――‥。
それは間違っているのに
この時の私は、
それに気付かなかった。
思い返せば、
クリスマスイベントの時
お互いに感情を
ぶつけ合った事から、
この事が
始まったのかもしれない。
それでも、この時から
数年経った今でも
マネージャーへの憎悪は
消えないままでいる。
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