プロローグ

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意外と細いんだ、飛鳥の体。 初めて抱きついた。 あー涙が止まんない。 飛鳥の顔が見れない。 飛鳥困ってるんだろうなあ…。 もう後戻りはできない。 言わなきゃ、言わなきゃ…!! 「ごめん…」 やっと出た言葉が、それだった。 「はぁ…」 飛鳥がため息をついた。 あきれられたかな…。 「お前なあ、訳わかんねぇよ。」 「うん…。」 …よし。 「あのね、聞いてくれる…??」 「聞くよ。」
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