第一章

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豊臣の軍師 竹中半兵衛!? 何で、半蔵と…… 才蔵は耳をすまし、話を聞く 「ご苦労だったね… 服部半蔵…秀吉も喜ぶよ」 半兵衛は半蔵から紅色の宝玉を受け取る 「そんな玉 何に使うんだ?…」 半兵衛は溜め息混じりに言う 「君はそんな事も知らないで盗んできたのかい 紅色の宝玉はすべてを操る力 強いて言えば、世界を操作する力とも言えるね」 半蔵は半兵衛の手に握られている 紅色の宝玉を眺める 「あの嬢ちゃん そんなモン、持ってる奴に見えなかったけどなぁ」 半蔵は腕を組む 「君には後日 次の仕事を言うから… 今はお帰り 徳川の犬」 半兵衛は咳き込みながら夜道を歩いていく .
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