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豊臣の軍師
竹中半兵衛!?
何で、半蔵と……
才蔵は耳をすまし、話を聞く
「ご苦労だったね…
服部半蔵…秀吉も喜ぶよ」
半兵衛は半蔵から紅色の宝玉を受け取る
「そんな玉
何に使うんだ?…」
半兵衛は溜め息混じりに言う
「君はそんな事も知らないで盗んできたのかい
紅色の宝玉はすべてを操る力
強いて言えば、世界を操作する力とも言えるね」
半蔵は半兵衛の手に握られている
紅色の宝玉を眺める
「あの嬢ちゃん
そんなモン、持ってる奴に見えなかったけどなぁ」
半蔵は腕を組む
「君には後日
次の仕事を言うから…
今はお帰り
徳川の犬」
半兵衛は咳き込みながら夜道を歩いていく
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