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悲鳴を上げ、倒れていく
伊達軍
元親の強さに手も足も出ないのであった
撤退できたのはほんの一握りの兵だけ
「鬼から逃げるなんて、1憶年と2千年早いぜ」
「謙信様…もう無理です」
春日山城には傷だらけの兵達が居て
迫り来る
伊達軍と豊臣軍
上杉軍は壊滅寸前の状態なのであった
「しょうがない…奥の手です
雪組…出陣するのです!」
陣羽織のみで編成された
上杉軍の切り札
雪組が、春日山に現る
「ストップだぜ…てめぇら…」
春日山に向かっていた
伊達軍
「どうか致しましたか、政宗様」
木が揺れる―――
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