第二章

11/12
前へ
/33ページ
次へ
悲鳴を上げ、倒れていく 伊達軍 元親の強さに手も足も出ないのであった 撤退できたのはほんの一握りの兵だけ 「鬼から逃げるなんて、1憶年と2千年早いぜ」 「謙信様…もう無理です」 春日山城には傷だらけの兵達が居て 迫り来る 伊達軍と豊臣軍 上杉軍は壊滅寸前の状態なのであった 「しょうがない…奥の手です 雪組…出陣するのです!」 陣羽織のみで編成された 上杉軍の切り札 雪組が、春日山に現る 「ストップだぜ…てめぇら…」 春日山に向かっていた 伊達軍 「どうか致しましたか、政宗様」 木が揺れる――― .
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

131人が本棚に入れています
本棚に追加