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「伊達政宗っ! 覚悟!」
森の中から現れたのは上杉の忍
かすが
伊達政宗の首を狙うが、政宗は刀を抜き、受け止める
「舐めてんのかぁ!?」
伊達政宗は刀で押し、再び、春日山城まで進もうとする
かすがはその場に倒れる
立ち上がった頃には、伊達軍はいなく、春日山の方に馬が見えていた
「私は…無力…」
かすがは、暗い道を明るく照らす
大きな満月を見ながら、小さく呟く
雪組は伊達軍とは逆の方向
豊臣軍の方へと進んでいた
道は満月の明かりで照らされている
夜は更けていく―――
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