第一章

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あ、あれ?… ここはどこ… え!? 「はぁっ!?」 布団から一気に起き上がる桜 キョロキョロと周りを見回す 「何で、私がこんな高級そうな布団に?」 ツッコムところがずれてる桜 「確か、私は森の中で あれ?そこで倒れたんだっけ? おかしいなぁ 記憶があまり残ってないわ」 タッタッタッと廊下から走る音が聞こえる 「だ、誰!?」 いきよい良く、障子を開け出てきたのは、真田 幸村――― 「起きていたか」 「は、はぁ あなたは? どっかの殿?」 真田はビシッと正座し、深々と礼をする 「殿程の者ではございません……… 桜姫」 桜は頭を叩く 私、どうかしてるわ 桜姫って何? あっ!あれよ 鶏の種類に桜姫って居たわ! それよ 私がブサイクだから? いやいや こう見えてモテたのに (桜姫という種類は実在します) .
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