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チュン…チュン。
信「ふぁ………ううん。眠いな……。」
鳥のさえずる声に俺は起きた。
今、俺は自分の部屋ではなく、葉子さんの部屋にいる。
信「うん、昨日は始業式をハチャメチャにしたり、入学式に入学もしてない人の名前を呼んだり、無理やり俺を部屋に連れこんだり、色々あったな……。」
全て葉子さんの仕業である。
まぁ、桜ヶ丘女学園はあの人の学園だから上二つはいいとして、俺を部屋へ連れこむのは如何なものかと思う。
葉「えぇ~、良いじゃないですか~!これからは一緒に暮らすんですから~!」
ニッコリと、俺にとって重要になる事をあっさり言った。
ていうか葉子さん。勝手に心を読まないでください。
葉「ウフフ~♪読心術は私の特権ですから~。」
詩織や佳奈の読心術とは違って、葉子さんの読心術は"本当に自分の力"だから、俺にはどうしようもなかった。
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