出撃、彼方の戦地へと

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会議室前でしばらく待っていた まだこない 時を打つ時計の音だけが響くこの廊下で私は一人たたずんでいた 眠くなってきた 目の前が虚ろになってきたその時、近付いてくる足音が目をさました 「俺だ」 振り向くとそこにはケリーが立っていた 気が着いた私はポケットから些細な手土産を彼に渡した 「どうも、しかし君みたいな人はあまりみたことがない」 「そうか、人一倍好奇心があるから君とも接してみたくてな」 「本題に入ってくれないか?前置きは好きじゃないからな」 そして私は彼と話し始めた
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