プロローグ

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そして私は小さい時から力が強く、腕相撲ではキング・オブ・アームと言われた位だからかなりの豪腕だった 中学、高校では共に陸上部の砲丸投げに所属、地区大会で一位に輝いたこともあった そして高校三年、進路を迷った私はある一枚の貼り紙を目にした 「共に守ろう、自由の国。 共に守ろう、我らのアメリカ」 そう、アメリカ海兵隊の入隊募集の貼り紙だった 何故か気になって仕方なかった。 元々興味なんてなかったけどその響きがよかったのかそれともなにか別の物が頭をよぎったのか。 それがきっかけとなった 私は決意を両親に伝えた 父はなんとかうなづいたが母の猛反対を喰らった 説得するのに一週間もかかってようやく母もうなづいた こうして私は高校卒業後アメリカ海兵隊に入隊することになった
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